チェンマイでの浮気調査|新潟から相談する前に整理しておきたいこと

新潟から相談する前に
長期滞在や移住という形が絡むと、確かめられることと確かめられないことが、はっきり分かれます。
「年の半分近く、チェンマイにいる」「定年後は向こうで暮らすと言い出した」「現地に親しくしている人がいるらしい」
長期の滞在や移住という形が絡むと、浮気という言葉だけでは括りきれない相談になります。生活の拠点そのものが、二つに分かれていくためです。どこまでが単身での暮らしで、どこからが別の関係なのか、ご家族から見て線が引きにくくなります。
ファミリー調査事務所 新潟支店では、新潟にお住まいの方から、海外に長く滞在するご家族についてのご相談をお受けしています。私たちができるのは事実を確かめるところまでで、その先をどうするかの判断は、ご相談者ご自身のものです。ご相談の内容によっては、調査をお勧めしないとお伝えすることもあります。
この記事では、チェンマイという場所の性質、海外の調査で確かめられること・確かめられないこと、そして新潟から相談する場合の段取りを、順を追って整理します。
まず、どのご相談に近いかを決めてください
「浮気かもしれない」という一言でも、状況によって、確かめるべきことも、確かめられる範囲も変わります。次のどれに近いかを先に決めておくと、相談が早く進みます。
- A 配偶者がチェンマイに長期滞在していて、滞在中の行動が分からない
- B 定年後や早期退職後にチェンマイへ移り住むと言っている、あるいはすでに移り住んだ
- C 現地に親しくしている相手がいるらしいが、確証がない
- D 生活費や送金の行き先が分からなくなっている
- E 連絡が途切れがちで、浮気よりも先に安否が心配になっている
A から C は不貞の有無を確かめるご相談、D は金銭の流れを確かめるご相談、E は所在と安否の確認です。この三つは、調査の組み立ても、かかる時間も、必要な手がかりも違います。同じ「チェンマイのこと」でも、別の相談だとお考えください。
E に近い場合は、浮気の話をいったん脇に置いてください。連絡が取れない状態が続いているなら、確かめる順番は、まず所在と無事です。渡航先で体調を崩している、入院している、事件や事故に巻き込まれているという可能性を、先に消しておく必要があります。
D に近い場合は、送金や引き落としの記録がご自身の手元にあるかどうかで、できることが大きく変わります。共有の口座から出ている分は確かめられますが、相手名義の口座の中身は、こちらからは見られません。
チェンマイという場所の性質。バンコクとは相談の中身が変わります
同じタイでも、バンコクとチェンマイでは、ご相談の形が違います。バンコクは駐在や出張で滞在する方が多く、相談も「赴任中の行動」に関するものが中心です。これについては単身赴任でタイに滞在している家族のことが気になるときで別に整理しています。
チェンマイのご相談は、滞在の形そのものが違います。仕事で行く人よりも、長く住むために行く人の割合が高い。ひと月、ひと冬、あるいは年単位で滞在し、そのまま生活の拠点を移す方もいます。仕事の都合で期限が決まっている滞在と、自分の意思で延びていく滞在とでは、ご家族から見えるものが変わります。
期限がない
赴任なら終わりの日が決まっています。長期滞在には、それがありません。「もう少し」が重なっていくため、いつからおかしいのかを、ご家族が特定しづらくなります。
生活が現地にできていく
住まいを借り、行きつけの店ができ、知り合いが増えます。滞在ではなく暮らしになると、行動の範囲は広がる一方で、決まった型ができます。確認の手がかりは、むしろこの型のほうにあります。
説明が通りやすい
物価、気候、医療、のんびりした空気。長期滞在の理由として語られることには、それ自体としては筋が通るものが多く、ご家族が問い返しにくくなります。
ここで申し上げておきたいのは、長く滞在していることそのものは、何の証拠でもないということです。気候のいい土地で過ごしたい、物価の安いところで年金を使いたい、日本の冬を避けたい。そう考えて実際にそうしている方は大勢いらっしゃいますし、その大半に、やましいところは何もありません。
ご相談の入口になるのは、滞在の長さではなく、説明の変わり方です。同じ質問に対する答えが日によって違う、帰国の予定が近づくたびに理由が足される、以前は見せていたものを見せなくなった。こうした「ずれ」のほうが、滞在の日数より手がかりになります。
海外での調査で、確かめられること
海外での調査は、現地の事情を分かっている調査員と組んで進めます。日本国内と同じ感覚で組み立てると、交通事情や言語の壁で、確認の網から漏れる時間が出ます。そのうえで、確かめられるのは次のようなことです。
- 滞在先とされている場所に、実際に生活の形跡があるかどうか
- 決まった時間帯に、誰かと一緒に行動しているかどうか
- その相手との関係が、一度きりのものか、続いているものか
- 住まいが一人分か、二人分の生活になっているか
- 日本で聞かされている説明と、現地での過ごし方が合っているか
いちばん重みがあるのは、続いているかどうかです。一度の食事や一度の同行だけでは、事実として弱い。同じ相手と、同じ生活の形が繰り返されているかどうかが、後から意味を持ちます。ですから海外の調査は、一日で終わらせるより、日を分けて組むほうが結果につながります。
また、調査の前に、日本側で確かめられることが残っている場合があります。渡航の記録、航空券の控え、送金の履歴、写真の撮影日。これらはご相談者の手元にあることが多く、こちらで組み立てる前の土台になります。土台がしっかりしているほど、現地で見る時間を絞り込めます。
海外での調査では、確かめられないこと
できることと同じだけ、できないことも先にお伝えします。ここを曖昧にしたまま始めると、費用と時間だけが積み上がることになります。
- 出入国の記録は取れません。いつ入国し、いつ出国したかという公的な記録を、第三者が照会する手立てはありません。分かるのは、ご家族の手元にある航空券や、本人の話からたどれる範囲までです。
- 現地の役所が持っている記録は取れません。住所登録、婚姻の有無、ビザの種類。いずれも、こちらから請求できるものではありません。
- 銀行口座の中身は見られません。相手名義の口座がどう動いているかは、確認の対象外です。ご相談者ご自身の口座から出ている分だけが、手元の記録として使えます。
- 建物の中で起きていることは分かりません。確認できるのは、出入りと、その前後の様子までです。部屋の中を写すことはしません。
- 見ていない時間は、空白のまま残ります。一日中、何週間も張り付くという調査は現実的ではありません。確認した時間だけが結果になり、それ以外は分からないままです。
- いつ結果が出るかは、お約束できません。相手の行動が読めない以上、期日を切ることができません。「必ず出ます」と言う相手には、どうぞご注意ください。
もうひとつ、性質の違う「できないこと」があります。結果が、ご相談者の望んだ形になるとは限らないということです。何も出ないこともありますし、思っていたのとは別のことが出てくることもあります。何も出なかったときにどうするかは、始める前に決めておいたほうがよい種類の問題です。
新潟から向かう場合、必ず国内での移動を挟みます
新潟空港から出ている国際定期便は、ソウルと台北の路線です。タイへの直行便はありません。つまり、新潟にお住まいの方がチェンマイへ向かう場合、まず国内を移動して、羽田・成田・関西などから乗り継ぐことになります。多くの場合、バンコクでもう一度乗り継ぎます。
これは不便な話ですが、確認という観点では、意味のある不便です。新潟を出る日と、タイに入る日がずれるからです。前の晩に県外へ移動する、朝いちばんの新幹線に乗る、空港近くに一泊する。そうした国内側の行程が、必ずどこかに挟まります。
そして国内側の行程には、記録が残りやすい。新幹線や特急の予約、高速道路の通行、空港までの送迎、駐車場の利用。これらは日本国内の出来事で、ご相談者の生活圏のすぐ隣で起きています。現地で何が起きているかを確かめるより先に、出発と帰国の前後を日本側で確かめるほうが、手間も費用もかからないことがあります。
01 出発の前後
新潟を出る日と、飛行機に乗る日が同じとは限りません。前泊があるなら、そこに同行者がいるかどうかは、日本国内で確かめられる範囲の話です。
02 帰国の前後
帰りも同じです。空港に着いた日と、新潟に戻る日がずれることがあります。戻るまでの時間をどう使っているかは、確認の余地が残っている場面です。
03 滞在の時期
新潟の冬は雪の期間が長く、暖房費もかかります。冬のあいだだけ暖かい土地で過ごすという選び方には、それ自体としての理由があります。時期が冬に寄っていること自体は、疑いの根拠になりません。
新潟は車での移動が前提の土地です。ご家庭に車が複数台あり、誰がいつ使ったかを把握しづらいことも珍しくありません。逆に言えば、車の使われ方には行動が出ます。給油の間隔、走行距離、高速道路の利用。これらはご家庭の記録として手元に残っていることが多く、渡航の前後を振り返るときの手がかりになります。
もうひとつ、新潟でしばしば問題になるのが生活圏の狭さです。知り合いの知り合いまでが近く、誰が何をしているかが伝わりやすい。ご相談者が独自に動くと、その動き自体がすぐ伝わります。海外のことだから大丈夫、とは考えないでください。話が伝わるのは、向こうではなく、こちらの側です。
ご自身でなさらないほうがよいこと
- 自分で現地へ行って後を追う。言葉も土地勘もない場所で、日本人が一人で誰かの後を歩けば、まず気づかれます。日本人の多い地域ほど、顔は覚えられます。
- 相手の携帯やパソコンに、無断でログインする。ID とパスワードを使って他人のアカウントに入る行為は、不正アクセス禁止法に触れるおそれがあります。得た内容が後で使えなくなるだけでなく、ご相談者の側が責められる立場になりかねません。
- 位置情報を勝手に追い続ける。相手の同意なく所在を把握し続ける行為は、状況によってはストーカー行為等の規制等に関する法律の対象になり得ます。
- 現地の知人に探ってもらう。頼まれた側は専門家ではありません。相手に伝わるうえ、間に入った方との関係も壊れます。
- 問い詰めてしまう。確証のない段階で切り出すと、相手は説明を整え、記録を消し、行動を変えます。確かめる前の状態には、もう戻りません。
浮気の調査を扱う事業者は、探偵業の業務の適正化に関する法律に基づいて公安委員会に届け出たうえで営業しています。届出の番号は、依頼される前に必ずご確認ください。
海外での行為には、その国の法律が適用されます。日本での届出は、現地での行為を許すものではありません。この点は、どの事業者に頼まれる場合でも同じです。
まだ調べる段階かどうかから、一緒に考えます
お話を伺ったうえで、いまは調査をお勧めしないとお伝えすることもあります。手元にある記録だけで分かることが残っている場合も少なくありません。まずは状況を整理するところからご相談ください。
秘密厳守・新潟県内全域に対応探偵・弁護士・警察・大使館の役割分担
海外が絡むご相談では、窓口を間違えたまま時間が過ぎてしまうことがあります。役割は、はっきり分かれています。
- 探偵 事実を確かめます。何が起きているかを、確認できる範囲で明らかにするところまでです。請求や交渉はできません。
- 弁護士 確かめた事実をもとに、慰謝料の請求や離婚の手続きを進めます。海外に居所がある相手への手続きは国内より複雑になるため、早い段階で相談されることをお勧めします。
- 警察 事件性がある場合の窓口です。脅されている、金銭を取られている、暴力があるといった事情があれば、そちらが先です。家庭内の問題として扱われる範囲では、動いてもらうことは期待できません。
- 在外公館(大使館・総領事館) 邦人の安否に関わる場面での窓口です。事故や病気、行方が分からないといった状況では相談先になります。浮気の調査のために協力を求められる先ではありません。
順番としては、安否に不安があるなら在外公館と警察、事実を確かめたいなら探偵、確かめた後に請求や手続きへ進むなら弁護士、という並びになります。私たちは事実確認の部分だけを担当し、その先はご相談者の判断です。弁護士をお探しの段階でしたら、必要に応じてご案内もします。

ご相談の前に整理しておきたいこと
すべて揃っていなくてかまいません。分かる範囲で結構です。ただ、次の点が整理されているほど、こちらからお伝えできることが具体的になります。
- 渡航の頻度と、一回あたりの滞在期間(この一、二年ぶんで結構です)
- 滞在先の形(ホテルか、借りている住まいか、人の家か)
- 滞在の理由として、本人から聞かされている説明
- 送金や引き落としがあるか。あれば、その頻度
- 連絡の取り方と、その頻度の変化
- ご家族以外に、この件を知っている方がいるか
そして、いちばん大事なところをお尋ねします。確かめたあと、どうなさりたいですか。
離婚に向かうのか、関係を続けるつもりなのか、とりあえず本当のことを知りたいだけなのか。この答えによって、必要な確認の深さが変わります。たとえば、裁判で使えるところまで固める必要があるのか、ご自身が納得できればよいのかでは、調査の規模がまったく違います。
決まっていなくても結構です。決まっていないなら、決まっていないとお伝えください。そこも含めて、最初のご相談でお話を伺います。
費用と期間の考え方
費用を左右する主な要素
- 調査地域タイ国内か、日本国内かで変わります
- 確認する日数一日で終わるか、日を分けるか
- 手元にある手がかり多いほど、見る時間を絞れます
- 調査員の体制現地との連携が必要かどうか
個別見積りとなる理由
海外が絡むご相談は、同じ「チェンマイのこと」でも中身が大きく異なります。日本国内の記録を整理するだけで足りることもあれば、現地で日を分けて確認する必要があることもあります。あらかじめ決まった金額を並べても、ご相談者のご事情には当てはまりません。そのため、お話を伺ったうえで、必要な範囲だけをお見積りしています。お見積りの前に費用が発生することはありません。
まず確認したいこと
相談員からお伝えしたいこと

海外に長く滞在するご家族のことでご相談にみえる方の多くは、疑っている自分を責めておられます。ですが、聞かされている説明と目の前の様子が合わないと感じることは、だれにでも起こります。それを確かめたいと思うことは、責められることではありません。まずは、いつから何が気になり始めたのか、順を追ってお話しください。確かめられることと確かめられないことを、こちらから正直にお伝えします。
よくあるご質問
Q. Q. チェンマイまで調査に行ってもらえますか。
ご事情を伺ったうえで、現地の調査員と連携して対応する形をとります。ただし、その前に日本側で確かめられることが残っていないかを必ず見ます。先に現地へ、という順番が最善とは限りません。
Q. Q. 相手の出入国の記録は調べられますか。
調べられません。いつ入国し、いつ出国したかという公的な記録を、第三者が照会する手立てはありません。分かるのは、ご家族の手元にある航空券や予約の控えからたどれる範囲までです。
Q. Q. 現地で結婚しているかどうかは分かりますか。
現地の役所が持っている記録を、こちらから請求することはできません。確認できるのは、生活の形として外から見える部分までです。
Q. Q. 一度の調査で証拠は取れますか。
お約束はできません。海外が絡むご相談では、同じ相手との関係が続いているかどうかが重要になるため、日を分けて確認するほうが結果につながります。一日で終わると言い切る相手には、ご注意ください。
Q. Q. 相談しただけで、相手に伝わることはありませんか。
ありません。ご相談の内容が外に出ることはありませんし、ご相談だけで終えていただいてもかまいません。
Q. Q. 何も出なかった場合はどうなりますか。
確認した範囲で何も出なかった、という結果をそのままお伝えします。なかったことを証明することはできませんので、見た時間に何があったかだけを、正確にご報告します。
Q. Q. 新潟からでも相談できますか。
はい。新潟県内全域からご相談をお受けしています。お電話でも、メールでも結構です。ご来所が難しい場合の進め方もありますので、その旨をお伝えください。
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