迷子猫の探し方|いなくなった猫を自分で探す手順と届け出先

夕暮れの住宅の裏手で懐中電灯を使って足元を確認しているイメージ
新潟支店 ペット探偵
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迷子猫の探し方
いなくなった猫を自分で探す手順

脱走した直後から順番に。届け出先と、逆効果になりやすい行動まで

「網戸を破って脱走してしまった。何から手をつければいいのか分からない」 「一晩中まわりを歩いたが、名前を呼んでも出てこない」 「探偵に頼むほどなのか、まだ判断がつかない」

猫がいなくなった直後は、頭が回らないものです。 その状態でも動けるように、迷子猫を探す手順を、やることの順番で並べました。 脱走した直後でも、数日たってからでも、いま何をすればよいかが分かるようにしています。

ここに書いてあることは、すべて費用をかけずにできます。 ご依頼をいただかなくても構いません。 実際、お電話でこの内容をお伝えして、そのまま見つかったというご連絡をいただくこともあります。

あわせて、やらないほうがよいことも書きます。 よかれと思ってしたことが、猫をさらに隠れさせてしまう場合があるためです。

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いちばん多い誤解を先にお伝えします

「遠くまで行ってしまった」と考えて、車で広い範囲を回る方が多くいらっしゃいます。 ですが、驚いて飛び出した猫は、思っているより近くにいることが多いとされています。

とくに完全室内飼いの猫は外の世界を知りません。 走って逃げたあと、最初に見つけた狭くて暗い場所に入り込み、 そこから動かなくなることがあります。

ですので、最初にすべきなのは範囲を広げることではなく、 家の敷地とそのすぐ周りを、しゃがんで、隅々まで見ることです。 立ったまま歩いて見える場所には、まずいません。

この記事で分かること
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時間の経過ごとにやること

01 最初の数時間

家の中をもう一度探してください。 外に出ていないケースが実際にあります。 押し入れの奥、家具の裏、洗濯機の下、天袋、開けたままの引き出しの中。 名前を呼ばず、静かに、懐中電灯で。

そのうえで敷地内へ。 床下、縁の下、物置、車庫の奥、室外機の裏、 植え込みの根元、駐車中の車の下。 しゃがんで、下から覗き込むように見てください。

02 その日のうち

警察署へ遺失届を出します。 ペットは法律上「物」として扱われるため、 拾得物として届けられている場合があります。 電話でも受け付けてもらえることがありますので、まず問い合わせてください。

あわせて、お住まいの自治体の動物愛護センターや保健所へも連絡します。 保護・収容されている場合に照合してもらえます。

玄関先や庭に、いつも使っていた寝床とトイレの砂を出しておいてください。 匂いが戻る目印になることがあります。

03 1日目から3日目

近隣へのご挨拶と声かけを始めます。 床下や物置に入っている可能性があること、 見かけたら連絡していただきたいことをお伝えします。 許可をいただけたら、敷地内を確認させてもらってください。

あわせてチラシを作ります。 この時期がいちばん効果が出ます。 作り方は後の章で説明します。

探す時間帯を早朝と夜間に寄せてください。 人や車が少なくなる時間のほうが、猫は動きます。

04 4日目から1週間

範囲を少しずつ広げます。 ただし闇雲に広げるのではなく、 用水路、河川敷、資材置き場、空き家、農機具小屋など、 身を隠せる場所を優先します。

フードを置いている場合は、 減り方と時間帯を記録してください。 センサーカメラを設置できると、来ている個体を確認できます。

動物病院にも連絡を入れておきます。 保護した方が連れて来られることがあります。

05 1週間を過ぎたら

届け出は一度出して終わりにしないでください。 警察・自治体には、定期的に問い合わせを入れます。 新しく収容された個体があるかもしれません。

チラシの範囲も見直します。 最初に配った範囲の外側で、 人の生活圏がつながっている方向へ広げていきます。

ここまでやって手がかりが出ない場合、 確認すべき範囲が広がりすぎている可能性があります。 ご自身だけで抱え込まず、一度ご相談いただいても構いません。

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届け出先と連絡先の一覧

連絡先は一箇所ではありません。 保護された猫がどこに行くかは、拾った方の判断で変わります。 そのため、複数の窓口を押さえておく必要があります。

  • 警察署(遺失届)──拾得物として届けられている場合があります
  • お住まいの自治体の動物愛護センター・保健所──収容されている場合の照合
  • 隣接する市町村の同じ窓口──市町村境を越えている可能性があります
  • 近隣の動物病院──保護した方が連れて来ることがあります
  • マイクロチップの登録機関──登録情報が最新かどうかの確認
  • 地域の動物保護団体──情報を共有していることがあります

新潟県内の届け出先(電話番号一覧)

窓口は住んでいる地域で分かれます。 新潟市内は市の動物愛護センター、それ以外は県の3センターと佐渡保健所が窓口です。 いなくなった場所と自宅の市町村が違うときは、両方に連絡してください。

  • 新潟市内 ── 新潟市動物愛護センター 025-288-0017
    新潟市中央区清五郎343番地2
  • 下越 ── 下越動物保護管理センター 0254-24-0207
    新発田市奥山新保430/新発田・村上・胎内・阿賀野・五泉など(新潟市を除く)
  • 中越 ── 新潟県動物愛護センター 0258-21-5501
    長岡市関原町1丁目2663-6/長岡・三条・柏崎・小千谷・見附・十日町・魚沼など
  • 上越 ── 上越動物保護管理センター 025-525-9263
    上越市大字中正善寺1340/上越市・妙高市・糸魚川市
  • 佐渡 ── 佐渡保健所 生活衛生課 0259-74-3399
    佐渡市相川二町目浜町20-1
  • 全県 ── 最寄りの警察署・交番(遺失届)
    拾った方が落とし物として届けているケースがあります。電話でも受け付けています

受付は平日の日中のみです。県の各センターと佐渡保健所は8時30分から17時15分、新潟市動物愛護センターは8時30分から17時30分、 新潟県動物愛護センターの施設としての開館は9時から17時です。 土日祝に気づいた場合は、警察署への遺失届を先に出しておいてください。警察は24時間受け付けています。

表の「地域」はおおよその区分です。市町村境の近くでいなくなった場合や、どこが担当か分からない場合は、 いちばん近い1か所に電話すれば、担当の窓口を教えてもらえます。 連絡先や受付時間は変わることがあるため、 新潟県「犬猫がいなくなったら」新潟市「迷子犬・猫保護収容情報」 で最新の情報をご確認ください。保護されている動物の一覧も、この2つのページで公開されています。

新潟市内でお探しの場合は、区によって見るべき場所が変わります。 新潟市で猫がいなくなったら|区ごとの探し方と市内の届け出先 に、中央区・南区・西区それぞれの地形に合わせた探し方をまとめています。

県外に出た可能性があるとき

車に乗ってしまった、引っ越しの直後だった、といった事情があると、 県をまたいでいる可能性が出てきます。 その場合、どこの自治体に問い合わせればよいかが分からなくなります。

環境省が 収容動物検索情報サイト という案内ページを出しています。 これは全国を一度に検索できるものではなく、収容情報を公開している自治体のページへのリンク集です。 心当たりのある地域の窓口をここから探せます。

環境省のページでは、いなくなったらすぐに その地域の保健所・動物管理センター・交番・動物病院へ連絡すること、 そしてチラシや掲示板を使って積極的に捜索することが案内されています。 この記事に書いてある手順と、考え方は同じです。

伝える内容をメモにまとめておく

同じ内容を何度も伝えることになります。 先にメモを作っておくと、電話が楽になります。

  • いなくなった日時と場所(町名まで)
  • 猫種、毛色、模様の特徴(写真で見せられると確実です)
  • 年齢、体格、性別、去勢・避妊の有無
  • 首輪の有無と色、マイクロチップの有無
  • 人慣れしているか、警戒しやすいか
  • ご自身の連絡先

窓口の受付時間や手続きは自治体によって異なります。 お住まいの市町村の窓口に、まず電話で確認してください。

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やらないほうがよいこと

よかれと思ってしたことが、逆に働くことがあります
  • 大声で名前を呼び続ける──警戒している猫は、かえって動かなくなります
  • 大人数で一斉に探す──人の気配が増えると、猫は出てきません
  • 音の出るものを鳴らして歩く──普段の生活音とかけ離れた音は逆効果です
  • 他人の敷地に無断で入る──必ず所有者の方に許可をいただいてください
  • 置いたフードを毎日片づけてしまう──来ているかどうかが分からなくなります
  • 見つけた瞬間に走って近づく──さらに遠くへ逃げてしまいます
  • 体調を崩すまで探し続ける──捜索は数日続きます。休む時間を確保してください

名前を呼ぶこと自体が悪いのではありません。 呼ぶなら、いつもの声の大きさで、いつもの呼び方で。 そして呼んだあとは、その場で静かに待ってください。 すぐ移動してしまうと、出てきたときにはもう誰もいないことになります。

また、SNSで「この家の人が保護しているのでは」といった書き込みをすることは、 絶対に避けてください。 事実でなかった場合、その方の名誉を傷つけることになります。 情報を求めることと、個人を名指しすることは別です。

ここまでやっても見つからないときに

どこまでやったかを整理するだけでも構いません

これまでに探した範囲、届け出の状況、目撃情報の有無をお聞きし、次に確認すべき場所を一緒に整理します。ご依頼を前提としたご相談ではありません。無料でできることが残っていれば、それをお伝えします。

秘密厳守・新潟県内全域に対応
迷い猫のチラシを作成している机の上と印刷した紙の束
チラシは1〜3日目がもっとも効果が出る時期です。写真は全身と顔の2枚を入れてください。
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チラシの作り方

チラシは、探す人を増やすための道具です。 一人で歩ける範囲には限りがありますが、 チラシを見た方が「そういえば見た」と思い出してくれることがあります。

入れる内容

  • 写真は2枚──全身が分かるものと、顔が分かるもの
  • いなくなった日時と場所(町名まで書く)
  • 毛色・模様・体格・首輪の有無
  • 「見かけただけでも構いません」という一文
  • 「近づかず、そっとしておいて連絡してください」という一文
  • 連絡先(電話番号。メールやSNSだけにしない)

入れないほうがよい内容

  • ご自宅の住所(町名までで十分です)
  • 謝礼の金額を大きく書くこと──関係のない連絡が増える原因になります
  • 猫の細かすぎる特徴のすべて──本人確認のために少し残しておきます

最後の点は意外に思われるかもしれません。 「しっぽの先だけ白い」といった特徴を一つ伏せておくと、 連絡をいただいたときに本当に同じ猫かどうかを確かめられます。

配る場所

ポストへの投函だけでなく、 許可をいただいたうえで掲示させてもらえる場所を探してください。 動物病院、ペットショップ、コンビニ、スーパー、 公民館やコミュニティセンターの掲示板など。

電柱や信号機などの公共物への貼り付けは、 管理者の許可なく行うことはできません。 掲示できる場所かどうかを確認してから貼ってください。

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フード・猫砂・カメラの置き方

置き方には少しコツがあります。 置くこと自体より、確認できる形にすることが目的です。

フードと水

  • 置く場所を決めて動かさない(同じ場所に置き続ける)
  • いつも食べていたものを使う(匂いの強いものが有効な場合があります)
  • 量を決めて置き、翌朝どれだけ減ったかを記録する
  • 減っていても、猫以外の動物の可能性を考える

使っていた猫砂・寝床

自分の匂いのついたものは、戻る目印になることがあります。 玄関先や、いなくなった地点の近くに置いてください。 洗ってしまうと意味がなくなります。

センサーカメラ

フードを置いた場所に向けて設置すると、 来ているのが探している猫かどうかを確認できます。 レンタルできる場合もありますので、費用をかけずに試せることがあります。

設置は自分の敷地内が原則です。 他人の敷地や道路に向ける場合は、必ず所有者や管理者の許可をいただいてください。 通行する方が写り込む向きは避けます。

捕獲器

来ていることが確認できた段階で検討します。 自治体や保護団体で貸し出している場合があります。 ただし、設置したら必ずこまめに確認してください。 入ったまま長時間放置することは、猫にとって危険です。

他の猫や動物が入ることもあります。 その場合の対応も含めて、 貸し出し元に使い方を確認したうえで使ってください。

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SNSや掲示板を使うときの注意

SNSや迷子ペットの掲示板は、情報が届く範囲を広げてくれます。 ただし、いくつか気をつけたい点があります。

  • 自宅が特定できる写真や地図を載せない(町名までにする)
  • 謝礼の金額を明記しない
  • 個人を名指しして疑う書き込みをしない
  • 「保護している」という連絡には、いきなり一人で会いに行かない
  • 金銭を先に求められた場合は応じず、いったん保留にする

連絡をいただいたときは、 チラシに載せなかった特徴を尋ねて確認してください。 そのうえで会う場合は、日中に、人のいる場所で、 できればどなたかと一緒に行くようにしてください。

不安を感じる連絡があった場合は、無理に一人で対応せず、 警察や当社のような窓口にご相談いただいて構いません。

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見つけたあとに気をつけること

見つけた瞬間がいちばん失敗しやすいところです。 安心して、つい走って近づいてしまいます。

  • 走らない、大きな声を出さない
  • 正面から近づかず、しゃがんで低い姿勢をとる
  • 目を合わせ続けない
  • 洗濯ネットやキャリーを先に用意してから近づく
  • 逃げられそうな場合は無理に追わず、位置を覚えて出直す

外にいた期間が長い場合、 家の猫であっても強く警戒していることがあります。 触れる状態でなければ、フードとカメラで場所を固定してから、 あらためて保護の方法を考えるほうが確実です。

無事に保護できたら、体調の確認のために動物病院へ。 外傷、脱水、寄生虫などが見つかることがあります。 あわせて、届け出をした警察や自治体へ「見つかりました」とご連絡ください。

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それでも見つからないときの費用の目安

費用を左右する主な要素

  • 経過日数早いほど範囲が絞れます
  • 飼育環境室内飼いか外に出る習慣があるか
  • 周辺の地形用水路・河川・山林の有無
  • 手元の情報目撃情報の有無

ご自身でやったことは無駄になりません

届け出、声かけ、チラシ、フードの設置。 これらが済んでいると、確認すべき範囲を絞った状態から始められます。 結果として必要な日数が短くなることがあります。 「もっと早く頼めばよかった」と思う必要はありません。

捜索の目安

5日間 150,000円
※交通費・諸経費は別途。10日間への延長は250,000円が目安です
ご依頼を前提としないご相談も承ります。まず、まだできることが残っていないかを一緒に確認します。
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相談員からお伝えしたいこと

今井ことね相談員
ファミリー調査事務所 新潟支店から

この記事に書いたことは、お電話でもそのままお伝えしている内容です。伝えたところで当社の仕事にならないことも多いのですが、それでよいと思っています。実際、「言われたとおり床下を見たらいました」というご連絡をいただくことがあります。探し方が分からないまま何日も過ぎてしまうほうが、ずっと惜しいと感じています。もし一通りやってみて手がかりが出ないようでしたら、どこまで探したかを教えてください。次に見るべき場所を一緒に考えます。

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自分で探すときのよくある質問

Q. たった今、脱走されました。最初にやることは何ですか?

家の中と、自宅の敷地内をもう一度見てください。 外に出たと思っていたら家の中にいた、というご相談は珍しくありません。 そのうえで、玄関先に使っていた猫砂やフードを置き、 近所の方に声をかけて、縁の下・物置・車の下を見せてもらってください。 脱走した直後の猫は、遠くへは行かず、家からごく近い場所でじっとしていることが多くあります。

Q. 名前を呼びながら探したほうがいいですか?

呼ぶこと自体は構いませんが、いつもの声の大きさで、いつもの呼び方にしてください。 大声で呼び続けると、警戒してかえって動かなくなることがあります。 呼んだあとはその場で数分間、静かに待ってみてください。

Q. 探すのに向いている時間帯はありますか?

早朝と夜間です。人や車の動きが少なくなる時間のほうが、猫は動きます。 懐中電灯を使うと、暗がりで目が光って見つかることがあります。

Q. 警察に届け出は本当に必要ですか?

必要です。ペットは法律上「物」として扱われるため、 保護した方が拾得物として届け出ている場合があります。 遺失届を出しておくと照合してもらえます。一度出して終わりにせず、 定期的に問い合わせてください。

Q. 隣の家の床下にいる気がします。どうすればよいですか?

必ず所有者の方に事情をお話しし、許可をいただいてから確認してください。 無断で立ち入ることはできません。 言い出しにくい場合、当社からご挨拶に伺うことも可能です。

Q. フードは置いたほうがいいですか? 逆効果になりませんか?

置いたほうがよいと考えています。ただし、場所を固定し、 減り方を記録できる形にしてください。 他の動物が来ることもありますので、 センサーカメラを併用できると確認しやすくなります。

Q. 何日たったら諦めたほうがよいのでしょうか?

日数で線を引くことはしていません。 長い期間が経ってから見つかることもあります。 ただし、探し続けることでご自身の生活や体調に影響が出ている場合は、 いったん人に頼ることも考えていただきたいと思います。

Q. チラシに謝礼を書いたほうが情報は集まりますか?

金額を大きく書くことはおすすめしていません。 関係のない連絡が増え、確認の手間が増えることがあります。 「見かけただけでも構いません」という一文のほうが、情報につながりやすいと感じています。

Q. ここまでやりました。次は何をすればよいですか?

日数ごとの判断は迷い猫の捜索はいつ依頼すべきかにまとめています。 探した範囲、届け出の状況、目撃情報の有無を整理してお電話ください。 まだ確認できていない場所が残っていることがあります。 ご依頼を前提としたご相談ではありませんので、状況の整理だけでも構いません。

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耳の先としっぽの形を見てください

耳の先を見てください
先がとがっている
先がV字に切れている

耳の先がV字に切れている猫を見かけたことはないでしょうか。 これは不妊・去勢手術が済んでいる印です。 手術のときに一緒に切り、外からひと目で分かるようにしています。

問題は、この印を見た人の多くが 「地域猫だ」と判断して、そこで終わってしまうことです。 迷い猫だとは思わないので、通報も保護もされません。 何日探しても目撃情報が集まらない原因が、これであることがあります。

ですが実際には、飼い猫でも手術を受けていれば同じ印が付いています。 耳が切れている=外で暮らしている猫、ではありません。

うちの子に耳のカットがあるなら、チラシに必ず書いてください
  • 「耳の先が切れていますが、飼い猫です」と一行入れる
  • どちらの耳か(右/左)も書く。照合が早くなります
  • 写真は、耳の形が分かる角度のものを選ぶ
  • 行政や警察へ届け出るときも、必ず伝える

この一行があるかどうかで、情報が返ってくる確率が変わります。 「見かけたけれど、地域猫だと思ったので連絡しなかった」という話は、実際に起こります。

逆に、猫を見かけた側の方へ。 耳が切れていても、飼い主が探している猫かもしれません。 追いかけず、その場の様子だけ覚えておいて、地域の掲示板や行政へ一報いただけると助かります。

しっぽの形も、同じくらい強い手がかりになります

毛色は、日なたと日陰、蛍光灯の下と街灯の下で違って見えます。 夜間の防犯カメラや暗視カメラの映像になると、色はほとんど残りません。 残るのは形です。

日本の猫には、しっぽの先が折れ曲がった「かぎしっぽ」や、生まれつき短いしっぽの子が少なくありません。 これは一目で分かり、人に言葉で伝えるのも簡単です。 「茶白の猫」では候補が何匹も出てきますが、「茶白で、しっぽの先が折れている」まで言えると、 たいていはひとつに絞れます。

しっぽの形を見てください
まっすぐな長いしっぽ
かぎしっぽ
短いしっぽ

耳の先と同じように、不妊去勢手術の印として尾の先を少し切る地域もあります。意味は耳のカットと同じです。

チラシや警察・保健所への届け出には、毛色だけでなくしっぽの形を必ず書いてください。 「長い/短い」「先が折れている/まっすぐ」「太い/細い」——この三つを添えるだけで、見分けはずいぶん楽になります。 目撃情報をいただいたときに「しっぽはどんな形でしたか」と聞き返せるようにもなります。

一通りやってみて、手がかりが出ないときに

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