行方不明届を出しても警察が動かない?次にできること|新潟の探偵が解説

行方不明届を出しても
警察が動いてくれないと感じたら|次にできること
届出後も所在が分からないときに、家族が確認すべき情報と探偵へ相談できる範囲を解説
「警察へ行方不明者届を出したのに、本人がどこにいるのか分からない」「その後の進展が見えず、次に何をすればよいのか分からない」――。
家族が突然いなくなった場合、残されたご家族は大きな不安を抱えます。特に、行方不明者届を提出した後も所在が確認できないと、「警察が動いてくれないのではないか」と感じてしまうことがあります。
危険・事故・自傷他害の可能性がある場合は、日数を待たずに警察へ相談してください。そのうえで、新しい情報を警察へ伝え、家族だけで確認できる手がかりを整理し、必要に応じて探偵へ所在確認を相談する方法があります。
この記事では、警察への届出後に家族ができること、警察と探偵の役割の違い、探偵へ相談する際の注意点を分かりやすく解説します。
行方不明者届を出しても所在が分からないときの結論
行方不明者届を出した後も所在が分からない場合は、警察への相談を継続しながら、次の3つを進めます。
- 新しく分かった情報や危険性の変化を警察へ伝える
- 最後の目撃場所、交友関係、車両などの情報を整理する
- 警察の捜査とは別に、探偵へ所在確認を相談する
探偵は警察の代わりに事件を捜査する機関ではありません。事件・事故の可能性がある場合は警察の判断を優先し、探偵には正当な目的の範囲で所在確認や情報整理を相談します。
最初に確認してほしいこと
自殺や自傷を示す発言がある、病気や認知症がある、未成年者が帰宅しない、事故や事件に巻き込まれた可能性がある場合は、探偵へ相談する前に警察へ連絡してください。緊急性が高い場合は110番への通報を検討します。
「警察が動いてくれない」と感じるのはなぜか
行方不明者届を提出しても本人が見つからないと、ご家族が「警察は動いていないのではないか」と感じるのは無理もありません。しかし、警察の確認や対応が家族から見えにくい場合もあります。
対応の内容が見えにくい
警察が確認している情報や対応内容を、すべて家族へ説明できるとは限りません。そのため、家族からは進展がないように見えることがあります。
届出後に状況が変わる
届出を出した後に、新しい立ち寄り先や交友関係、車両情報が分かることがあります。状況が変わった場合は、追加情報を伝えることが大切です。
本人の意思が関係する
成人の場合、所在が確認できても本人が家族との接触を望まないことがあります。発見後の連絡や対応には、本人の意思や安全への配慮が必要です。
「警察が動かない」と決めつけてしまうのではなく、届出後に分かった情報を整理し、警察へ追加で伝えることから始めましょう。
警察へ追加で確認・連絡する内容
行方不明者届を提出した後に新しい情報が判明した場合は、届出先の警察署へ伝えます。情報が断片的でも、本人の所在や安全に関係する可能性があるものは整理しておきましょう。
- 最後に本人を見た日時・場所
- その後に分かった立ち寄り先や滞在先の可能性
- 服装、所持品、携帯電話、財布、身分証などの状況
- 車両、自転車、交通手段に関する情報
- 勤務先、学校、親しい友人、交際相手に関する新情報
- 病気、服薬、認知症、精神状態などの変化
- 自殺や自傷を示す発言、遺書、置き手紙の有無
- 事件、事故、暴力、脅迫、ストーカーなどの可能性
警察へ伝えるときは、時系列で整理する
「いつ、どこで、何が分かったのか」を時系列でまとめると、情報を伝えやすくなります。本人の写真、車両情報、最後に確認した場所、届出後に新しく分かったことを一つのメモに整理しておくとよいでしょう。
新潟県警の行方不明者に関する案内も確認し、緊急性がある場合や状況が変わった場合は、最寄りの警察署へ相談してください。
家族が自分で整理できる情報
警察へ届出を出した後も、家族が整理できる情報はあります。ただし、本人のスマートフォンやSNS、口座などへ無断でアクセスすることは避けてください。
確認しておきたい基本情報
- 本人の顔写真・身長・体格
- 最後に見たときの服装
- 携帯電話番号・メールアドレス
- 所有車両・ナンバー
- 勤務先・学校
- 普段の移動経路
手がかりになりやすい情報
- 親しい友人・知人
- 交際相手や過去の関係者
- 以前住んでいた場所
- よく利用していた店舗や施設
- 転居・入院・入所の可能性
- 最近の悩みや生活の変化
病院や施設にいる可能性がある場合
本人が病院や介護施設、福祉施設などにいる可能性があっても、家族だからといって必ず情報を確認できるとは限りません。医療機関や施設には個人情報の取り扱いがあるため、本人になりすまして問い合わせたり、無理に情報開示を求めたりしないことが大切です。
家族が把握している情報を整理し、警察や関係機関へ伝えたうえで、必要に応じて適法な方法による所在確認を検討します。

行方不明者届後に家族が取れる次の行動
警察へ相談した後も所在が分からない場合、家族ができることは一つではありません。状況に応じて、警察への情報更新、関係者への確認、弁護士や探偵への相談を使い分けます。
- 01警察へ新しい情報を伝える 危険性の変化、最後の目撃情報、車両や交友関係など、新たに判明した内容を伝えます。
- 02家族・親族・知人へ確認する 本人が連絡を取っている可能性のある人へ、無理のない範囲で確認します。
- 03法的な問題は弁護士へ相談する DV、親権、離婚、相続、金銭問題などが関係する場合は、弁護士への相談も必要です。
- 04所在確認が必要なら探偵へ相談する 家族だけでは確認できない立ち寄り先や生活状況について、適法な調査を相談します。
警察へ届出を出した後も所在が分からなかったケース
家族と連絡が取れなくなり、警察へ行方不明者届を提出したものの、所在が分からない状態が続いたご家族から相談を受けたことがあります。
本人の生活状況、交友関係、過去の行動、移動手段などを整理し、家族だけでは確認が難しい関係先を含めて所在確認を進めました。
このように、警察への届出後に探偵へ相談する場合は、警察と競合するのではなく、民間で確認できる情報を整理しながら調査の可能性を検討します。
※実際の相談事例をもとに、個人が特定されないよう一部内容を変更しています。すべての調査で同様の結果を保証するものではありません。
警察と探偵の役割はどのように違うのか
行方不明者届を提出した後に探偵へ相談する場合、警察と探偵の役割の違いを理解しておく必要があります。
警察へ相談するケース
- 事件・事故の可能性がある
- 自殺や自傷の可能性がある
- 未成年者が行方不明になった
- 病気・認知症・服薬の不安がある
- 暴力・脅迫・ストーカーが関係している
探偵へ相談できるケース
- 警察へ相談した後も所在が分からない
- 家族だけでは手がかりを整理できない
- 立ち寄り先や生活圏を確認したい
- 関係者への適法な聞き込みを相談したい
- 所在確認後の連絡方法も考えたい
探偵は警察の捜査を代わりに行うものではありません。事件性や緊急性がある場合は、警察や関係機関の対応を最優先にします。
探偵に相談できること・できないこと
探偵が行うのは、依頼者から提供された情報をもとにした所在確認や情報整理です。調査の目的と対象者との関係性を確認し、適法な範囲で調査方法を検討します。
情報整理
最後の目撃場所、移動手段、勤務先、交友関係、過去の居住地などを時系列で整理します。
関係先の確認
本人が訪れる可能性のある場所や生活圏を確認し、転居・入院・入所などの手がかりを探します。
適法な聞き込み
本人や関係者の権利を侵害しない方法で、依頼目的に必要な情報を確認します。
探偵にできないこと
- 警察の捜査を代行すること
- 本人のスマートフォンやSNSへ無断でアクセスすること
- 金融機関・通信会社から情報を不正に取得すること
- 他人の敷地へ無断で立ち入ること
- 本人の車両へ無断でGPSを取り付けること
- 成人の本人を強制的に連れ戻すこと
新潟市、長岡市、上越市、新発田市、三条市、燕市、柏崎市、村上市、五泉市、阿賀野市、魚沼市、南魚沼市、十日町市、佐渡市をはじめ、新潟県内全域のご相談に対応しています。
行方不明者届を出した後も
所在が分からず不安な方へ
現在分かっている情報を整理し、探偵に相談できる内容かどうかを一緒に確認します。ご相談の段階で、必ず依頼しなければならないわけではありません。
行方不明者届後に探偵へ依頼する費用・期間
行方不明者届を提出した後に探偵へ依頼する場合でも、費用や調査期間は一律ではありません。手がかりの量、本人の移動範囲、車両の有無、交友関係、時間の経過などによって変わります。
費用・期間を左右する主な要素
- 最後に本人を確認した場所と日時
- 本人の写真・車両・勤務先に関する情報
- 立ち寄り先や交友関係の情報量
- 新潟県内か県外に及ぶ調査か
- 聞き込み、現地確認、車両確認などの調査方法
- 行方不明になってからの経過期間
契約前に確認すること
調査を依頼する場合は、調査方法、調査期間、費用、追加料金、報告内容について説明を受けてください。内容を確認しないまま契約せず、納得できる範囲で判断することが大切です。
費用と期間の詳しい考え方は、別記事「家出調査の費用と期間」で詳しく解説します。
探偵へ依頼する前に確認すべきこと
不安が大きいと、説明を十分に確認しないまま契約してしまうことがあります。相談時には、次の内容を確認してください。
- 調査の目的と対象者との関係性
- どの場所・関係先を調査するのか
- 調査方法と調査期間
- 基本料金に含まれる内容
- 追加料金が発生する条件
- 調査結果の報告方法と報告書の有無
- 所在が確認できなかった場合の扱い
- 中途解約や契約変更の条件
相談と契約は別に考える
探偵への相談は、依頼を決めるための情報整理でもあります。調査が必要か、警察や弁護士への相談を優先すべきかを確認したうえで、依頼するかどうかを判断できます。
本人の所在が分かった後に注意すること
本人の所在が確認できても、すぐに会いに行ったり、自宅へ連れ戻したりしてよいとは限りません。家出の理由や本人の安全、今後の関係を考えて対応する必要があります。
- 成人の場合は本人の意思を尊重する
- いきなり滞在先や勤務先へ押しかけない
- 感情的に問い詰めたり、無理に連れ戻したりしない
- DVやストーカーの可能性がある場合は接触を控える
- 未成年者や病気のある方は警察・関係機関へ相談する
- 離婚、親権、相続、金銭問題は弁護士へ相談する
- 本人の所在を第三者へ無断で広めない
探すことの目的は、本人の安全と状況を確認することです。所在が分かった後の接触方法を誤ると、本人がさらに遠ざかったり、家族間の問題が深刻化したりする可能性があります。

相談員からお伝えしたいこと
行方不明者届を提出した後も本人が見つからないと、ご家族は「警察に相談したのに、なぜ進展しないのか」「自分たちは何をすればよいのか」と悩まれることがあります。
警察の対応がご家族から見えにくい場合でも、新しい情報や危険性の変化があれば、警察へ伝えることが大切です。同時に、最後の目撃情報や交友関係、車両、過去の生活状況を整理することで、次の対応を考えやすくなります。
探偵への相談は、依頼を決めていない段階でも構いません。警察へ相談すべきケース、弁護士へつなぐべき問題、探偵が適法に確認できる内容を整理し、本人の安全と意思を尊重した調査方法を検討します。
一人で抱え込まず、現在分かっている情報からご相談ください。
行方不明者届と探偵に関するよくある質問
Q. 行方不明者届を出した後でも探偵へ相談できますか?
ご相談いただけます。警察への届出と、民間の探偵による所在確認は役割が異なります。事件・事故・自傷他害の可能性がある場合は、警察の対応を最優先にします。
Q. 警察が動いてくれない場合、探偵が警察を動かしてくれますか?
探偵が警察へ捜査を強制することはできません。新しく分かった情報を整理し、警察へ伝える準備をしたうえで、民間で確認できる所在情報について調査を検討します。
Q. 行方不明になってから何日経てば探偵へ依頼できますか?
依頼するまでの日数に一律の決まりはありません。危険性がある場合は日数を待たずに警察へ相談してください。探偵へ相談するタイミングについては、別記事「家出して何日目に依頼すべきか」で詳しく解説します。
Q. 病院や施設にいる可能性も調べられますか?
病院や施設にいる可能性の整理、関係先の確認、適法な聞き込みなどは相談できます。ただし、医療機関や施設が本人の情報を必ず開示するとは限りません。本人になりすました問い合わせや、不正な情報取得は行いません。
Q. 成人の家族を見つけたら、必ず連れ戻せますか?
成人の場合、本人の意思を無視して強制的に連れ戻すことはできません。所在確認後は、本人の安全と意思に配慮した連絡方法を検討します。
Q. 探偵の調査費用はいくらですか?
情報量、調査範囲、調査方法、期間によって異なります。相談時に調査内容と費用の説明を受け、追加料金や報告内容も確認したうえで判断してください。
Q. 調査を依頼すれば必ず見つかりますか?
手がかりの量、経過期間、本人の移動状況などによって難易度は異なります。調査結果を保証するものではありませんが、現在確認できる情報を整理し、調査の可能性を分かりやすく説明します。
行方不明者届を出した後も
所在が分からない場合はご相談ください
警察へ相談した後でも、探偵へ相談することはできます。現在分かっている情報を整理し、探偵に確認できる内容か、警察や弁護士への相談を優先すべきかを一緒に検討します。
相談無料・秘密厳守・新潟県内全域に対応しています。


