結婚前調査の費用はいくらか|実際の2例(1週間60万円/1ヶ月130万円)と相場の考え方
実際にかかった2例で説明します
1週間・調査員3名で60万円/1ヶ月・調査員5名で130万円
結婚前調査の費用を調べると、 「20万円〜」「50万円前後」といった幅の広い表示ばかりが出てきます。 知りたいのはそこではなく、 「自分の場合はいくらになるのか」のはずです。
このページでは、当方が新潟で実際にお受けしたご依頼のうち 金額が確定している2件を、日数と人数ごと公開します。 そのうえで、なぜその金額になったのか、 どうすれば安くなり、どういうときに高くなるのかを説明します。
先に結論を書きます。 結婚前調査の費用を決めているのは、範囲・日数・人数の3つだけです。 この3つが分かれば、ご自分の場合のおおよその位置が分かります。
実際にかかった費用|2例
いずれも新潟でお受けしたご依頼です。 ご本人が特定されない範囲で、条件と金額だけをお出しします。
| ケース1 | ケース2 | |
|---|---|---|
| 調査期間 | 1週間 | 1ヶ月 |
| 調査員 | 3名 | 5名 |
| 費用 | 60万円(諸経費別) | 130万円(諸経費別) |
期間が4倍になっても、金額は4倍にはなっていません。 2.2倍です。 ここに、費用の仕組みがそのまま出ています。 理由は03で説明します。
ご注意いただきたいこと。 この2例は「相場」ではありません。実際の2件です。
条件が違えばこの金額にはなりませんし、
もっと短く、もっと少ない人数で足りるご依頼もあります。 ご自分の場合の金額は、お見積りで具体的にお出しします(無料)。
費用を決めているのは3つだけです
結婚前調査の見積りは、複雑に見えて中身は単純です。 範囲・日数・人数。この3つの掛け算で決まります。
範囲|何を確かめるか
勤務先だけなのか、住まい・金銭・評判・交際関係まで見るのか。 項目が1つ増えるごとに、確認に行く先が増えます。 ここが金額の土台です。
日数|何日見るか
「この日のこの時間」だけなら短く済みます。 生活の形を見るなら、平日と休日の両方が要ります。 確かめたいものの種類が、そのまま日数になります。
人数|何人で動くか
人数は丁寧さではなく失敗しないために決まります。 気づかれた時点でその調査は終わるので、ここは削りにくい部分です。
逆に言えば、この3つ以外の理由で金額が動く見積りは、中身を聞いてください。 「基本料金」「着手金」「管理費」といった名目が並んでいる場合、 それが3つのどれに当たるのかを説明できるはずです。
なぜ期間が4倍でも金額は2.2倍なのか
1週間60万円、1ヶ月130万円。 日数だけで計算すれば240万円になるはずですが、そうはなりません。 長い調査ほど、1日あたりの単価は下がるからです。
理由は2つあります。
- 最初の数日は「探す」時間です。どこに住み、どこへ行き、何時に動くのか。ここが分かるまでは、待つ時間と空振りが多くなります。生活の形が見えたあとは、見るべき時間帯が絞れるので、同じ人数でも取れる情報が増えます
- 準備と移動が1回で済みます。1週間の調査を4回に分けて発注すると、そのたびに態勢を組み直すことになります。続けて行うほうが、結果として安くなります
ですので、「長そうだから高い」と決めつけて短く切るのは、かえって損になることがあります。 1週間で輪郭しか見えず、結局もう一度依頼することになれば、 最初から2週間で組んだほうが安く済んだ、という形です。
ケース2は1ヶ月・調査員5名です。 日数が延びるほど、交代できる人数も必要になります。 同じ調査員が1ヶ月にわたって同じ場所に現れれば、必ず覚えられるからです。 日数と人数は、別々に決まるのではなく連動します。
調査員の人数が金額を動かす理由
「1人でやれば安くなるのでは」というご質問は、よくいただきます。 結論から言えば、1名で組める結婚前調査はほとんどありません。
- 移動手段が事前に分からない。車で動くのか、徒歩や公共交通なのかで、追う側の位置取りがまったく変わります。どちらにも対応できる形にしておく必要があります
- 同じ顔を何日も見せられない。1名で続ければ必ず覚えられます。気づかれた時点で、その調査はそこで終わりです
- 確認先が同時に増える。住まいの確認と勤務先の確認は、同じ時間帯に別の場所で起きます。1名ではどちらかを捨てることになります
新潟県内では、ここがさらに効きます。 車での移動が前提になる地域が多く、 住宅地は歩行者が少ないので、人が立っているだけで目立ちます。 都市部と同じ人数では組めない場面があり、 これは新潟で調査を受ける会社なら避けて通れない条件です。
人数を削った見積りが安く見えるのは当然ですが、 途中で気づかれて終わった場合、そのお金は戻りません。 人数は、成功率そのものだとお考えください。
調べる範囲で、いくら変わるのか
ケース1(1週間・3名・60万円)で実際に確かめたのは、次の5項目です。
| 項目 | 何をするか |
|---|---|
| 家族構成 | 同居している方がいるか。朝と夜の出入りを何日か重ねて確認します |
| 勤務先と勤務の実態 | 働いていると聞いている場所へ実際に行っているか。平日を通して見ないと分かりません |
| お金にまつわること | 生活の水準と、聞いている収入に大きなずれがないか |
| 評判・風評 | 周辺で聞ける先を順番にたどります。1日では回りきれません |
| 交際関係 | ほかに特定のお相手がいないかどうか |
この5項目のうち、時間がかかるのは「勤務の実態」と「評判」です。 どちらも1日では形にならず、日数に直結します。
逆に、引っかかっている点が1つに絞れている場合は、範囲を狭められます。 「結婚を考えている相手に、ほかに交際相手がいないかだけ確かめたい」 というご依頼であれば、曜日や時間帯が絞れることが多く、 日数も人数もケース1より小さく組めます。
ご相談のときに最初にすることは、金額の提示ではありません。 「何が引っかかっているのか」を一緒に絞ることです。 ここが絞れるほど、費用は下がります。
諸経費は何が別になるのか
2例の金額は、どちらも諸経費別と書きました。 ここを曖昧にしたまま契約すると、あとで揉めます。
当方では、お見積りの段階で、何が調査費用に含まれ、何が別になるかを明細でお示しします。 移動に関わる費用のように、 対象の方の動きによって変わるものは事前に確定できないため、 上限の目安を先に決めたうえで進めます。
見積りを受け取ったら、この2つを必ず聞いてください。
① この金額に含まれていないものは何ですか
② 想定より延びた場合、上限はいくらですか
どちらも即答できない見積りは、金額が安く見えていても 最終的にいくらになるか分からない見積りです。
安く抑える方法は1つだけです
確かめたいことを絞ることです。 これ以外に、きちんとした方法はありません。
「相手のことを全部調べてほしい」というご依頼は、 範囲が決まらないので日数も人数も膨らみます。 そうではなく、「この1点が引っかかっている」という形にできれば、費用は大きく下がります。
- 引っかかっている点を紙に書き出す。2〜3行で構いません。ご相談のときに、それをそのまま見せてください
- すでに分かっていることを伝える。勤務先の名前、住んでいる地域、生活の時間帯。こちらで調べずに済むものが多いほど、日数が減ります
- 先にご自分で動かない。これがいちばん効きます。理由は次で説明します
ご自分で確かめようとした結果、費用が上がることがあります。 相手の住まいを見に行って近所の方に顔を覚えられる、 身内のアカウントでSNSを見て足あとを残す、 共通の知人に探りを入れる—— どれも相手が身構える原因になり、 警戒された状態から始める調査は、日数も人数も余計にかかります。
気になっても、動く前にご相談ください。 相談とお見積りは無料です。
逆に、高くなるとき
正直にお伝えします。次の場合は、金額が上がります。
- 確認先が県外にある。県外から来られた方で、以前の暮らしを確かめる必要がある場合です。移動を伴うため、人数か日数のどちらかが増えます
- 相手がすでに警戒している。接近できる距離が限られるので、同じ情報を得るのに時間がかかります
- 確かめる項目が多い。05の5項目すべてとなると、ケース1の規模になります
- 最初の調査で、次を調べる必要が出た。実際にあります。ケース1は、想定より良くないことが分かったため、範囲を広げて追加の調査に進みました
最後の1つについて補足します。 追加になるかどうかは、最初の段階では分かりません。 ですので当方では、 最初のご依頼を必要最小限で組み、結果を見てから次を決めていただく形をおすすめしています。 最初から大きく組んでおいて何も出ない、というのがいちばんもったいない使い方です。
他社の料金表の読み方
比較されるのは当然ですので、料金表の見方だけお伝えします。 探偵の料金の出し方には、大きく3つの型があります。
| 型 | 見るべき点 |
|---|---|
| 時間制 (調査員◯名×1時間◯円) | 単価は比べやすい一方、総額が最後まで決まりません。「何時間で終わる見込みか」と「上限」を必ず確認してください |
| パック制 (◯時間分で一式) | 総額が読めます。確認すべきは時間を使い切ったあとどうなるか。延長単価が書かれていない表は要注意です |
| 成功報酬 | 「成功」の定義がすべてです。何をもって成功とするかが書面にない場合、判断するのは依頼者ではなく会社側になります |
どの型が良い悪いではありません。 同じ型どうしでなければ比較になりません。 時間制の単価と、パック制の総額を並べて「こちらが安い」と判断すると、ほぼ外れます。
そしてもう1つ。結婚前調査は、浮気調査の料金表がそのまま当てはまりません。 浮気調査は「その瞬間を押さえる」調査なので時間制と相性が良いのですが、 結婚前調査は生活の形を確かめる調査です。 時間で切る発想に合わないため、日数と人数で組むほうが実態に合います。
契約前に必ず受け取る書面があります
これは当方の方針ではなく、法律で決まっていることです。
探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)では、 契約を結ぶ前に、依頼者へ書面で重要事項を説明することが義務づけられています。 また、契約の内容を明らかにする書面の交付も定められています。
- 探偵業者の届出証明書の番号。公安委員会への届出をしていない業者は、そもそも営業できません
- 調査の内容・期間・方法。何を、いつまで、どうやって調べるか
- 費用の内訳と支払い時期。ここが口頭だけの契約は避けてください
- 調査で得た資料の取扱い。いつまで保管し、どう処分するか
この書面が出てこない契約はしないでください。 金額の話をする前に、まずここを確かめていただくのがいちばん安全です。 当方は新潟県公安委員会への届出をしたうえで営業しています。
お金を払ってもお受けしないこと
費用のページですので、ここも書いておきます。 次の事柄は、いくらお支払いいただいてもお調べしません。
| お受けすること | お受けしないこと |
|---|---|
| ・家族構成 ・勤務先と、勤務の実態 ・お金にまつわること ・周辺での評判、風評 ・特定のお相手がいないかどうか | ・出身地 ・本籍 ・家系、血縁 ・信条、思想 ・病歴 ・国籍、在留の状況 |
右側は差別につながる事柄で、 探偵業法でも調査に用いることが禁じられています。 「念のため」「調べられるなら知っておきたい」と言われても、ここは動かしません。
もし、これらを「調べられます」と言う会社があれば、 金額の前に、その一点で判断していただいてよいと思います。
よくあるご質問
Q. いちばん安いといくらからできますか
確かめたい点が1つに絞れているかどうかで変わります。 「この1点だけ」という形にできれば、 ケース1(1週間・3名)よりかなり小さく組めます。 金額を先に決めてから範囲を削るより、範囲を先に決めるほうが結果的に安くなります。
Q. 見積りは無料ですか。断ったら費用はかかりますか
ご相談もお見積りも無料です。 お断りいただいた場合、費用は一切かかりません。 依頼するかどうか決めていない段階でご相談いただいて構いません。
Q. 途中で金額が増えることはありますか
ご依頼いただいた範囲の中で、勝手に増えることはありません。 増えるのは範囲を広げる判断をされたときだけで、 その場合はあらためてお見積りをお出しし、ご了承をいただいてから進めます。
Q. 支払いのタイミングはいつですか
契約時にお示しする書面に、費用の内訳と支払い時期を明記します。 ここが口頭だけの会社とは契約しないでください。 法律で書面の交付が義務づけられている部分です。
Q. 何も出なかった場合も費用はかかりますか
かかります。調査は「何も無いことを確かめる」作業でもあるためです。 考えすぎだったと分かることにも、同じだけの人手と日数がかかっています。 そして、それは失敗ではありません。 安心して結婚を迎えられるなら、それがいちばん良い結果です。
Q. 親が、子どもの結婚相手について依頼できますか
できます。実際にケース1がそのご依頼です。 ご本人(お子さん)に知られずに進めることも可能ですが、 調べたあとどう伝えるかまで含めてご相談いただく形をおすすめしています。
Q. 報告書はどんな形でもらえますか
確かめた項目ごとに、日時・確認方法・結果を整理してお渡しします。 確かめられた事実と、そう見えたにすぎないことは分けて記載します。 ご家族で話し合う材料として使える形にしています。
Q. 新潟県内ならどこでも対応できますか
新潟県全域に対応しています。 確認先が県外にある場合もお受けできますが、 移動を伴うため08のとおり費用は上がります。
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