取引先の信用に不安を感じたとき|新潟の法人調査で確かめる順番

雪の残る朝の工業団地。取引先の状況を確かめようとする場面
新潟支店 法人調査
BUSINESS PARTNER CREDIT CHECK
取引先の信用に
不安を感じたとき

探偵に頼む前に、費用をかけずに確かめられることが残っています。

「支払いが、少しずつ遅れるようになった」「担当者が代わってから、話が通らない」「事務所に行っても、人がいる気配がない」

取引先の様子がおかしいと感じても、口には出しにくいものです。ましてや新潟のように、紹介と付き合いで取引が始まる土地では、「調べた」と知られること自体が取引の終わりになりかねません。

ですから、順番が大事になります。相手に伝わらない方法から、順に確かめていく。そして、その最初のいくつかは、費用をほとんどかけずにご自身でできます。

ファミリー調査事務所 新潟支店では、法人のお客様からのご相談もお受けしています。この記事では、まずご自身でできることを書き、そのうえで私たちに頼む意味がある部分と、ない部分を分けて書きます。

01

まず、どのご相談に近いかを決めてください

「取引先が心配」でも、中身によって確かめる先がまったく違います。次のどれに近いでしょうか。

  • A すでに売掛金がある。支払いが遅れ始めている
  • B これから新規に取引を始める。相手の実態が分からない
  • C 取引はあるが、相手の体制が変わった。人が辞めている、担当が代わった
  • D 代表者個人について、聞いている話と違う様子がある
  • E 連絡が完全に取れなくなった。事務所も閉まっている

A は、急いでください。回収の順番は早い者勝ちになる面があります。調査の前に、まず弁護士へご相談ください。契約書の内容によって、打てる手が変わります。

B は、いちばん安く済む段階です。取引が始まる前であれば、登記を見るだけで判断できることが少なくありません。次の章をお読みください。

C と D は、書類には表れにくい部分です。私たちがお手伝いできる範囲に近いご相談になります。

E は、所在の確認になります。代表者個人の所在が分からなくなっている場合、確かめる方法があります。ただし、これも弁護士への相談と並行してください。

この記事で分かること
02

登記を見る。まず、ここからです

会社の登記事項証明書は、法務局で、どなたでも手数料を払えば取得できます。相手の許可は要りませんし、取得したことが相手に伝わることもありません。オンラインで登記情報を閲覧できる仕組みもあります。

これが、いちばん安く、いちばん早い一手です。にもかかわらず、ご相談にみえる段階で取っておられない方が、かなりいらっしゃいます。

登記からは、次のようなことが読めます。

  • 商号、本店の所在地、設立の年月日
  • 資本金の額
  • 事業の目的
  • 役員の氏名と、就任・退任の履歴
  • これまでの変更の履歴(本店移転、商号変更、増資・減資など)

大事なのは、一つひとつの項目そのものより、変更の履歴です。

01

役員が短期間に入れ替わっている

とくに代表者が何度も交代している場合、経緯を確かめる価値があります。事情がある交代も当然ありますので、これだけで断定はできません。

02

本店が何度も移転している

移転の間隔が短い、あるいは実態のなさそうな住所へ移っている場合は、現地を確かめる意味が出てきます。

03

事業の目的が急に増えた

本業と関係のない目的が一度に追加されているときは、何があったのかを聞ける関係かどうかで、対応が変わります。

本社の土地や建物について、不動産の登記を見る方法もあります。所有者が誰か、抵当権がいつ設定されたか、といったことが分かります。こちらも法務局で取得できます。

ただし、繰り返しますが、登記に出ていることだけで「危ない会社だ」と決めつけないでください。事業承継で役員が代わることも、手狭になって移転することも、普通にあります。登記は、気になる点を見つけるためのものであって、結論を出すためのものではありません。

03

そのほかに、公開されている情報

登記のほかにも、費用をかけずに見られるものがあります。

  • 官報 破産手続や民事再生の開始決定などは公告されます。決算公告を出している会社であれば、その内容も見られます。
  • 許認可の情報 建設業許可など、業種によっては行政が一覧を公開しています。許可の有無、更新の状況、処分歴が確認できる場合があります。
  • 相手の会社のウェブサイト 更新が止まっている、採用の案内が消えた、事業内容の記載が変わった。こうした変化は、外から見える兆しです。
  • 信用調査会社の調査書 財務や商流のデータを扱う専門の会社があります。数字を見たいのであれば、そちらのほうが速く、結果的に安く済みます。

最後の一点は、はっきり申し上げておきます。決算の数字や取引の規模を知りたいのであれば、探偵に頼む話ではありません。信用調査を専門にしている会社があり、そのための仕組みを持っています。私たちにご相談いただいても、同じことはできません。

では、何のために調査を使うのか。次の章です。

04

調査でなければ分からない部分

登記にも、決算書にも、調査書にも出てこないことがあります。いま、そこで何が起きているかです。

  • 登記上の本店に、実際に事務所としての機能があるかどうか
  • 従業員が出入りしているか。何人くらいか。朝と夕方で様子が違わないか
  • 工場や倉庫が、実際に動いているか。資材や在庫の出入りがあるか
  • 車両が稼働しているか、停まったままか
  • 代表者が、どこで何をしているか
  • 聞かされている話と、現場の様子が合っているか

数字は、決算の時点のものです。いまがどうなっているかは、数字より先に現場に出ます。工場の照明が消えている、社用車が動いていない、駐車場が空いている。そういう変化は、決算書に載るより何か月も早く表れます。

もうひとつ、代表者個人についてのご相談もあります。会社としては問題なく見えるのに、代表者の様子が以前と違う。所在がはっきりしない。こうした場合、会社の情報をいくら集めても答えは出ません。

いずれも、相手に気づかれずに確かめることが前提になります。取引を続けるつもりがあるなら、なおさらです。

05

こちらでは確かめられないこと

できることと同じだけ、できないことも書きます。

  • 銀行口座の残高や動きは分かりません。金融機関の情報を、民間の事業者が照会する手立てはありません。
  • 決算書の中身は取れません。公告されているものを除き、外部から入手する方法はありません。
  • ほかの取引先への支払い状況は分かりません。同業者に聞いて回れば、こちらが調べていることが広まります。
  • 税務や社会保険の納付状況は分かりません。
  • 債権の回収はできません。請求も交渉も、弁護士の領域です。私たちは事実確認までです。
  • 「この会社は危ない」という判断はできません。お出しできるのは、確認した範囲で何が見えたかという事実だけです。取引を続けるかどうかは、御社の判断になります。

もうひとつ。何も出ないこともあります。現場は普通に動いていて、気になる点が見当たらない、という結果です。その場合も、そのままご報告します。それはそれで、判断の材料になるはずです。

登記事項証明書や契約書を机に広げて確認している様子
登記と契約書。手元で確かめられることを先に片付けると、頼むべき範囲が絞れます。
06

新潟の商取引で、判断を誤りやすい点

新潟で取引先の様子を見るとき、気をつけていただきたいことがあります。

冬の落ち込みを、経営の悪化と読み違えないでください。

建設、土木、外構、造園、運送。新潟では、冬のあいだ稼働が落ちる業種が少なくありません。雪のあいだは工事が止まり、その間の入金も止まります。春先にまとめて動き出す。この波は、その業種では毎年のことです。

ですから、十二月から三月にかけて支払いが遅れ気味になったというだけでは、判断できません。去年の同じ時期はどうだったかを、まず御社の記録で確かめてください。毎年のことなら、経営の問題ではなく季節の問題です。去年はこうではなかった、という場合に初めて、確かめる意味が出てきます。

01 紹介で始まった取引ほど、言い出しにくい

地元の取引は、人のつながりから始まることが多い土地です。紹介してくれた方の顔を思うと、疑っていることを口に出せません。だからこそ、相手にも紹介者にも伝わらない方法から始めてください。

02 同業に聞くと、必ず回ります

業界が狭いぶん、話は速く広がります。「あそこ、大丈夫かな」と一人に聞いただけで、相手の耳に入ることがあります。御社の信用にも関わります。

03 現場は、外から見て分かります

工場や倉庫を持つ取引先であれば、稼働の様子は外から見えます。新潟は事業所が郊外に点在していることが多く、確認しやすい面があります。

それから、下請けの立場でご相談にみえる場合です。支払いが遅れていても、仕事を切られたくないので言い出せない、というお話をよく伺います。お気持ちは分かります。ただ、その状態で取引を続けると、損失だけが積み上がります。

取引の条件や支払いの遅れについては、公正取引委員会や中小企業庁が相談窓口を設けています。業種によっては、下請の取引に関する法律が関わる場合もあります。弁護士や、地域の商工会議所へのご相談も含めて、調査とは別に進めてください。

取引先の状況が気になっている法人のお客様へ

まず、どこまでご自身で確かめられるかを整理しましょう

登記や公開情報で分かることを調査に出してしまうと、費用だけがかかります。お話を伺ったうえで、まずこちらを取ってくださいとお伝えすることもあります。ご相談だけでも結構です。

秘密厳守・新潟県内全域に対応
07

なさらないほうがよいこと

確かめ方を誤ると、取引と信用の両方を失います
  • 相手の従業員に、直接尋ねる。その日のうちに経営者へ伝わります。取引はそこで終わる可能性があります。
  • 同業他社に評判を聞いて回る。業界が狭い新潟では、必ず回ります。御社が資金繰りを疑われる側になることもあります。
  • 黙って支払いを止める。気持ちは分かりますが、契約の内容によっては御社が債務不履行になります。止める前に弁護士へご相談ください。
  • インターネットの書き込みを根拠にする。退職者の不満や、同業の中傷が混ざっています。裏付けのない情報で取引を切ると、後で問題になります。
  • 相手の事業所に無断で立ち入る。敷地内に入れば問題になります。確認は、公道から見える範囲です。
  • 社内で広く共有する。取引先を調べているという話は、社員を通じて外へ出ます。関わる人数は、必要な範囲に絞ってください。

調査を扱う事業者は、探偵業の業務の適正化に関する法律に基づいて公安委員会へ届け出たうえで営業しています。法人からのご依頼であっても同じです。届出の番号は、ご依頼の前に必ずご確認ください。

08

どこに何を頼めばよいか

この分野は、頼む先が細かく分かれています。

  • 法務局 商業登記、不動産登記。手数料だけで取得できます。まずここです。
  • 信用調査会社 財務や商流のデータ。数字を知りたい場合は、こちらが本来の窓口です。
  • 弁護士 契約書の確認、債権の回収、支払いを止めてよいかの判断。売掛金がある場合は早めに。
  • 取引金融機関 資金繰りや与信について、相談できる場合があります。
  • 商工会議所・商工会 地域の事情に通じています。経営相談の窓口があります。
  • 公的な相談窓口 取引条件や支払いの遅れについては、公正取引委員会や中小企業庁が相談を受け付けています。
  • 探偵 登記や数字には出てこない、現場と人の実態の確認です。

順番としては、登記を取る → 公開情報を見る → 数字が必要なら信用調査会社 → それでも分からない現場のことを調査で、という並びが、いちばん無駄がありません。売掛金がすでにある場合は、この流れと並行して弁護士へご相談ください。

09

ご相談の前に整理しておきたいこと

すべて揃っていなくてかまいません。分かる範囲で結構です。

  • 取引の期間と、現在の売掛金の有無
  • 契約書があるか。支払いの条件はどうなっているか
  • 支払いの遅れが始まった時期と、その頻度
  • 去年の同じ時期はどうだったか
  • 登記事項証明書を取得済みかどうか
  • 相手の担当者や体制に、変化があったか
  • 取引を続けたいか、整理したいか

最後の一点が、いちばん大事です。確かめたあと、どうなさりたいですか。

取引を続ける前提で様子を知りたいのか、取引を縮小・終了する判断の材料がほしいのか、すでに回収に動くと決めているのか。ここによって、必要な確認の深さも、進め方も変わります。

とくに、取引を続けるおつもりであれば、相手に気づかれないことが最優先になります。その前提で組み立てますので、最初にお聞かせください。

10

費用と期間の考え方

費用を左右する主な要素

  • 確認の対象事業所の実態か、代表者個人か
  • 確認する日数一日で足りるか、日を分けるか
  • 調査対象エリア県内か、県外か
  • 報告書の内容社内用か、対外的に使うか

個別見積りとなる理由

法人のご相談は、登記や公開情報で足りる場合と、現場を確かめる必要がある場合で、費用がまったく変わります。また、事業所の様子を見るのか、代表者個人を確かめるのかでも必要な体制が違います。あらかじめ決めた金額を並べても当てはまりませんので、お話を伺ったうえで、必要な範囲だけをお見積りします。お見積りの前に費用が発生することはありません。

まず確認したいこと

調査の必要性
※調査の可否や費用は、ご相談内容を確認したうえでご案内します
まず登記を取ってください、とお伝えすることがあります。手数料だけで済み、相手に伝わることもありません。そこで分かる範囲のことを調査に出していただく必要はありませんので、そう申し上げます。
11

相談員からお伝えしたいこと

12

よくあるご質問

Q. Q. 相手の決算書や銀行口座の状況は調べられますか。

できません。決算の数字をお知りになりたい場合は、信用調査を専門にしている会社のほうが、速く、結果的に安く済みます。私たちがお引き受けできるのは、書類に出てこない現場と人の実態の確認です。

Q. Q. 調べたことが相手に伝わりませんか。

伝わらないように進めます。登記の取得も、相手に通知されることはありません。ただし、御社が同業他社や相手の従業員に尋ねて回ると、そちらから必ず伝わります。

Q. Q. 売掛金が回収できていません。取り立ててもらえますか。

できません。請求や交渉は弁護士の領域です。私たちがお手伝いできるのは、相手の所在や実態を確かめるところまでです。売掛金がある場合は、調査と並行して弁護士へご相談ください。

Q. Q. 冬になると毎年支払いが遅れます。危ないのでしょうか。

業種によっては、冬の稼働が落ちるぶん入金も遅れます。新潟では珍しくありません。まず御社の記録で、去年の同じ時期と比べてみてください。毎年のことであれば、季節の問題です。

Q. Q. 新規の取引先を、契約前に確かめられますか。

はい。むしろ契約前のほうが、打てる手が多く残っています。ただ、その段階では登記と公開情報だけで判断がつくことも多いので、まずご相談ください。

Q. Q. 代表者個人について調べられますか。

会社としてのご依頼であれば、ご相談内容を伺ったうえで検討します。何のために必要なのかを最初にお聞かせください。目的によってはお引き受けできない場合もあります。

Q. Q. 法人でも相談だけで終えて構いませんか。

もちろんです。ご相談の費用はいただきません。まず何をすればよいかだけお伝えして終わることも、よくあります。

判断に迷っている経営者の方へ

取引先のことは
ファミリー調査事務所 新潟支店 にご相談ください

相談無料
24時間365日受付
できないことも明示
可否を先にご説明
秘密厳守
ご相談内容を丁寧に管理
新潟県内全域
地域の事情をふまえて対応
メールで相談する

\ 最新情報をチェック /